アオハライド第8巻のネタバレ・感想 『~すれ違い~』28話・29話・30話
2013/8/23
唯を選んだ洸への気持ちに区切りをつけようと「好き」という言葉を伝える双葉。
冬馬は双葉への気持ちを行動に移し、積極的に近づいてくる。
洸は、双葉を拒絶したものの、自分の気持ちのやり場に苦悩する…。
【同時収録】その面影を知ってる
アオハライド第8巻のネタバレ
ネタバレ①「形式的に」
双葉は、洸への思いに区切りをつけるため洸を呼び出し「洸 好き」と伝える。
そして「納得いく失恋にするために 形式的にちゃんと振られたい」と伝えると
洸は「うん」「俺吉岡とは付き合えない」と言う。
双葉は「これからもしゃべってね」と伝えその場を去る。
その時、電話の着信音が鳴ったが洸はその携帯を投げつける。
ネタバレ②「直球」
その後双葉は「洸に惜しいことをしたなー…って思わせたくて」と頑張るが、「1.5キロ痩せて メイクするようになって 大口で笑うのもやめて、まるで女子みたいな仕草して…」と今の自分の行動が正しいのかは分からなかった。
双葉が洸に振られたことを耳にした菊池は友達に背中を押され、双葉を自分たちのバンドの練習に誘うことに。
その放課後、バンドの練習を見に行った帰りに内宮と悠里の協力を得て、菊池は双葉と2人きりになり公園のベンチに座った。
菊池は、最近雰囲気の変わった双葉に対し疑問になりその話を振るが、未だ自分の行動が正しいか分からなかった双葉に対して
「作ったりしないそのままの吉岡さんでいいよ」
「馬渕なんかのためにそんなことしないで」
と双葉に伝えたが、不思議そうに菊池を見ている双葉に
「本当に直球じゃないとダメなんだね」と「俺は 吉岡さんが好きなんだ」と自分の思いを伝える。
しかし双葉は「菊池くんのことそういう風に考えたことなかったし…」と言うと、菊池は少し笑い、今まで馬渕のことしか見てなかった双葉に対し
「だから 今日からは俺の事も意識して」
「少しずつでいいからちゃんと知って欲しい」
と告白の返事はそれからでいいと双葉に伝える。
それから学校で菊池に会った双葉は、菊池くんが「本当に素直だな」と知るが「どうして私は洸を好きになったんだろ」と疑問に思い、振り返る。
ネタバレ③「消毒の匂い」
洸は小湊に双葉のことを話すが、成海に対する洸を見て、「同調すんな そういう楽の仕方すんな」と洸に、成海の父親が亡くなったことも「だれのせいでもない」ことをちゃんと理解するように言う。
翌日、体育の時間に倒れた洸は保健室で目を覚ます。
だが、消毒の匂いから母親の病室の思い出が巡り「思い出したくない」と目を瞑る。 …と、そこに「洸?」と突然双葉が現れる。
双葉は洸が痩せていることに気付くが、洸も双葉が最近少ししか食べてないことに対し、女の人が痩せていくのが嫌だと伝え、お互いにちゃんと食べることを約束する。
その時双葉は「洸じゃない誰かを好きになる日は来るのかな」と心に思う。
ネタバレ④「雨宿り」
小湊に言われたことを考えた洸は、「そばにいるのは成海のためって思ってたけど自分のためでしかなかったんだな」と気付く。
それから、成海に対しけじめをつけてから、双葉に対する自分の思いに正直になることを小湊に伝える。
しかし、「早くしないと菊池にとられるよ」と小湊に言われる。
その日の放課後、帰り道に突然雨が降ってきたので双葉は神社で雨宿りをする。
そこには偶然洸もいて、洸は、濡れた双葉の頭を自分の体操着で拭く。
すると草むらから音が聞こえ、驚いた双葉は洸に抱きつく。
それはタヌキだと判明し双葉は離れようとしたが 洸は「やだ」と離れない。
だが双葉は「いつまでも洸のこと好きでいると思ったら大間違いだから!」とその場を去る。
アオハライド第8巻を読んだ口コミ・感想
やっと双葉は洸に気持ちを伝えたのに、この巻でもどんどん2人の誤解や気持ちのすれ違いがひどくなってしまいます。
お互いに相手を思っている気持ちは同じで、それゆえの行動も似ているのにうまくいかない…というのも見ていて大変もどかしくなりますね。
菊池くんもついに直球で思いを伝えましたがその素直さが彼の武器だとも思いますので今後の彼の行動も楽しみのひとつです。