アオハライド第7巻のネタバレ・感想 『~双葉と修子の行動~』24話・25話・26話・27話

アオハライド第7巻のネタバレ・感想 『~双葉と修子の行動~』24話・25話・26話・27話アオハライド
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アオハライド第7巻のネタバレ・感想 『~双葉と修子の行動~』24話・25話・26話・27話

発売日

2013/4/25

あらすじ

文化祭で双葉と洸は事故でキスをしてしまった後、本気モードのキスをする。
舞い上がる双葉だが、唯のことで洸と気まずくなって距離ができてしまう。
修子は田中先生への気持ちが募ってきて…。

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アオハライド第7巻のネタバレ

ネタバレ①「納得のいく失恋」

「洸は成海さんを選んだ」「ふたりにしか分からない共通の痛みがそうさせた」と、双葉は数日、洸に話しかけられないままいた。

学級委員の洸と双葉だが、ある日委員会があり双葉はきまずいと思っていたが、教室で寝ている洸を起こし「委員会あるけど…」と言ったが、洸は何も言葉を返さず、双葉は先に委員会に向かった。

だが洸から「悪いけど先に帰る」とメールが入り「本格的に避けられてる」と双葉は思う。

双葉は菊池くんに洸が来ていないことを聞かれ“今頃デートじゃない?”と答えた。

その後ろを歩いていた悠里の元に、菊池の友達の内宮くんが現れ
「菊池は優しいし素直だし警戒しないで欲しい」と悠里は言われた。

その翌日、双葉は帰り道で、車がエンストしてしまったという田中先生に会った。

そこで洸が熱を出していることを聞き、買ったアイスを家まで先に届けて欲しいと頼まれ鍵を預かる。

双葉は洸の家に入りアイスを冷凍庫に入れ、花を供えようとリビング横の仏間に入る。

すると、そこには涙を流しながら寝ていた洸の姿があった…

その後洸が目を覚まし、双葉がいることに驚いたがすぐに口を服で塞ぎ、黙った。

双葉は「もう私と話すのもイヤってこと…?」と洸に聞くと
洸は「カゼ うつるじゃん…」と言った。

洸は「カゼ うつるじゃん…」と言った。

双葉は、昨日洸に避けられたかのように思っていたが風邪のせいだと気付き、「失恋した相手にまだこんなにもとらわれるなんて」と思い、悠里が経験した「納得のいく失恋」について疑問に思った。

だが成海さんのことについては、「洸の悲しみは消える事はないけど、成海さんの存在はそれを薄れさせることさえ許さないんじゃないの?」「洸は成海さんと一緒にいちゃダメなんだよ」と思う。

ネタバレ②「成海の気持ち」

双葉は小湊から、成海さんは一度洸に好きだと告白していたこと、だが洸と久々に再会した時、成海さんは「もう好きじゃない」と言ったから洸は「もう成海と会っても平気」と思っていたこと、を聞いた。

そのことを聞いて双葉は「とにかく洸は成海さんといちゃいけない」と小湊たちに言い、その日の放課後、双葉は成海に会いに行くと決める。

双葉は成海に会い、洸が「成海さんといると洸はまたあの頃に連れ戻されちゃう」と、洸を解放してあげて欲しいという思いを伝えた。

だが成海は、以前洸に伝えた「好きじゃない」というのは嘘で、自分のそばにいてくれるためなら「どんな手段でも使うよ」と双葉に言った。

双葉は、その付き合いに対して反対の意見を言おうとするが全て遮られ、成海は「それっぽっちの気持ちなら尚更諦めて」と双葉に言った。

成海は「それっぽっちの気持ちなら尚更諦めて」と双葉に言った。

ネタバレ③「洸の時間」

翌日、双葉は自分が成海さんに言ったことに対し、自分のバカさ加減に呆れて何も言えず、洸を避けていた。

休み時間、廊下を歩いていた双葉だが、突然洸の片腕が目の前を遮り、「おまえが話したくないならもう話しかけないからそう言えばいいじゃん」と言った。

だが、成海さんと話した内容を洸には言えずにいた。

以前、田中先生が双葉に家の鍵を渡していたところを目撃され、田中先生と双葉が校長に呼び出された。

だが、その場に洸が現れ、「兄は校長先生が思ってるような間違いを起こす人間ではありません」と訴えた。

その後2人は疑いが晴れたが、双葉はそんな洸の行動を見て、「洸の時間が止まる」と思ったことは自分の勝手な妄想だったと気付く。

だが、校長先生に呼ばれた件で田中先生のことが好きな修子に誤解を与えてしまったのではないかと、修子に会いに行ったが、修子は「自分のことしか考えてなかった」と泣き出し、双葉と悠里は話を聞く。

ネタバレ④「文化祭前日の夜 <修子と田中先生>」

文化祭前日、財布をなくした田中先生だったが、そのまま見つからず、家に帰った。

だが、偶然修子がその財布をみつけ、先生の免許の住所を辿り直接財布を届けに行った。

先生は少しお酒が入っており上機嫌。「ありがとう!」と喜び「駅まで徒歩で送るよ」と修子に言った。

歩いている途中、昔修子が提出した「先生の嫁」と書いた進路調査票の懐かしい話などをした。

その時、両目を瞑って修子に見せた“自分の隠しアイテム”だという先生の二重の溝にあるほくろを、もう一度見たいと田中先生に言った。

先生は、「特別っ!」と両目を瞑り、修子に見せる。 

先生は、「特別っ!」と両目を瞑り、修子に見せる。 

すると修子は「先生は相手してくれないくせに」「なのにたまにズルい」
「もっとズルくなればいいのに」と先生にキスをする。

「もっとズルくなればいいのに」と先生にキスをする。

先生は驚いたが何も言わず、修子は「私は先生が思ってるよりずっと本気です」と言いそのまま一人で帰った。

現在に戻り、修子は今回、双葉と田中先生が校長先生に呼ばれた件で、「子供とか大人とか先生とか生徒とか そんなのは全然考えられなかった」と泣いていた。

そして「双葉と悠里に頼みがある」と、手紙で田中先生を屋上に呼び出す。

修子は先生に先生の立場を考えてなかったこと、今もこうして迷惑をかけていることを謝った。

しかし「先生を困らせるの最後にする」と話を続ける。

先生に自分の居場所を作れと言われたことがクサいと思っていたが、双葉と悠里と仲良くなれて全然違う今の景色があったこと…

双葉と悠里と仲良くなれて全然違う今の景色があったこと…

「田中先生の言う通りだったって思ったら… 先生っ 好きです」と伝えた。

田中先生は「好意を持ってもらえてるのが単に嬉しかったんだろうね」
だが「それ以上の気持ちになったことはない」と修子に伝えた。

修子は笑顔で「ちゃんとここに来てくれてありがとう」と伝え、その場を去った。

修子は笑顔で「ちゃんとここに来てくれてありがとう」と伝え、その場を去った。

残された田中先生は深呼吸をし、「もう出てくれば?」と隠れていた小湊に言った。

田中先生は「気持ちのコントロール効かなくなる前に、すげーいい男が村尾の気持ちさらってってくれないかなーってずっと思ってた」と小湊に打ち明ける。

小湊は話している内にそれが“大人の守り方”だと気付き、「これからちゃんと村尾の気持ちかっさらっうから」と言い、すると先生は「おまえならいいなって思うよ」と言った。

ネタバレ⑤「私のできる事」

修子の話を聞いた双葉は、「洸に対して自分の出来ることはもう何もないと思ってたけど、まだやれる事ひとつだけ残ってた」と気付き、洸を呼び出し、“好きって言葉を伝えてないんだった”と意気込む。

アオハライド第7巻を読んだ口コミ・感想

双葉と洸の間では様々な誤解が起こり始め、一方で成海はどんな手段を使ってでも洸を離さない様が、お互い洸をさらに好きになったキッカケにもなったのでは、と思います。

あと大人である田中先生の話がなんとも共感してしまいます。

先生とか生徒とか友人とか…様々な立場がある世の中ですが、本当にキレイごとだけじゃ乗り切れませんからね。